シンベリン(子供のためのシェイクスピア) 観劇 

先日、夏休みに入ったばかりの娘を連れて、シンベリンというシェークスピア劇を観に行ってきました。ショー的なものとして、昨年はシルクドゥソレイユのドラリオンを観ましたが、過去の観劇を思い起こすと、15年程度前、松本幸四郎の海外主演「King And I」をロンドンで観て以来で、久々に新鮮でした。
劇の中身は、「子供のためのシェイクスピア」とあり、一体どんなものだろう?大人が見ても楽しめるのだろうか?などと行くまでは考えていましたが、アッと言う間の2時間(前編60分、15分休憩、後編60分)で、はじめのイエローヘメルッツの前説・リバーサイドから思いっきり楽しめました。出演の8人の役者さんたち(ほとんど全員出ずっぱり)の作り出すストーリーもさることながら、その『構成』に関心しました。ポイントは、↓です。

  • 昔の学校にあったような木の机と椅子での巧みな舞台変換
  • 黒マント・黒帽子での早替り
  • 手拍子とシュシュシュでの場面変換

家に帰ってからも、手拍子とシュシュシュは使ってます・・・たまたまClub Panasonicでチケットが当たって出かけましたが、次回公演も楽しみな劇団でした。多分、子供より大人が非常に楽しめる、そして、その親を見た子供も楽しめる「シェイクスピア劇」です。家族での観劇の楽しさを再発見しました。
http://www.canonkikaku.com/information/shakespeare.html