2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

麦の海に沈む果実 作:恩田陸 感想

恩田作品って、ファンタジーのような中にも細かい生活や心理描写があり、はじめは不思議感満載でとっつきにくいと思いながら読み始めるのだけれど、いつの間にかその不思議ワールドがあたりまえのもののようになってきて、ついには物語の世界に引き込まれる…

ある日、アヒルバス 作:山本幸久 感想

以前仕事の関係でバス会社様にお世話になったことがあり、それ以来、何かにつけ『バス会社』が気になっています。そんな中で、書店の店頭に黄色のカバーで、すましがちに積まれている「アヒルバス」が目につき、脇目もふれず手に取りました。この本、ごく普…

白銀ジャック 作:東野圭吾 感想

書店のPOPで『いきなり文庫!』お得感のあるこの言葉に、素直につられました。(これからは、この形式が増えると読み手にとってすごく優しいですね、と思うのは私だけでしょうか?)舞台は、新月高原スキー場・・・若かりし20代の頃、スキー全盛期で、「私を…

死亡フラグが立ちました! 作:七尾与史 感想

思わずタイトルにつられて手に取った本、期待を裏切る面白さに、つい、ほくそ笑んでしまいました。主人公は売れないフリーライターの陣内、出版業界の最底辺にいることを自らうたう人物だ。その陣内の唯一の収入源が、日本全国の都市伝説をテーマにしたオカ…

フリスクケース!

今日、世界にひとつしかないものをいただいちゃいました!ロゴといい重厚感といい、まさにこだわりがあり、あたたかさすら感じられます。ありがとうございました。みんなに、なにげにみせびらかしながら使っていきます!!

ボーナス・トラック 作:越谷オサム 感想

近所の書店に行き「次は何を読もうか」思案していると、地元の作家としてサイン本が出てました。それで、思わず手にしたのが、この本『ボーナス・トラック』です。内容もわからなかったのですが、地元とサインという2つのキーワードだけで、「面白いに違いな…