熱い想いを内に秘め、行動あるのみ!

チーム(組織)で何か新しい取り組み(変革)を成功させるためには、抵抗勢力しかり、無関心勢力しかり、さまざまな人がいるわけで、心地いい人たちだけでそれを成しえることはできません。むしろ油と水のような相反する勢力を納得させて、それを見せつけることでチームをまとめるなど、気の遠くなるような戦略も必要です。
そんな人身掌握を短期でやろうとするには、裁量いわゆる権限をもってアメとムチで臨まなくては『裸の王様』となってしまいます。また、権限があったとしても相手は人で、納得させてはじめて魂が入る生き物なんです。だから、常日頃からきちんとした上下関係構造を作り、風通しを良くして、TOPからの『錦の御旗・大義名分』がちゃんと染み通るように、それぞれの階層の責任者が自らの言葉で分かり易く咀嚼することが不可欠なんです。みんなが同じ方向を向いている組織は真の強さを外からも感じることができます。だれに声を掛けてもたらい回しがなく、しっかり目の前の事項を自分の責任としてやり遂げようとするのです。
そんな理想形を一人で作るのは並大抵なことではありません。だから仲間を増やすのです。少しずつ自分の手足を作る・・・それは、背中を魅せる時間と体(肝臓?)を使うような作業の繰り返しであり、時には意見の相違もあます。でも、それでも目指すところは一緒だと感じられたとき、何も言わなくても、自分の想いがアイコンタクトで伝わるそんな仲間が生れるのです。
何事も成し遂げるためには、弛まぬ地道な努力が必要で、一朝一夕には行きません。そこには必ず成し遂げたいという『想い入れ』が必要なんです。理想と現実は違うのが一般的です。されど、熱き想いの無いところに次の展開はありません。ピンチは最大のチャンス、ここを活きましょう。