千里の道も一里から

もし、あなたが何かを成しえようとするなら、成功のためのイメージや、マスタースケジュール作りは欠かせないものだと思う。日々の小さな成果を積上げ、週の成果、またそれを積上げ月の成果、またそれを・・・繰り返すことにより、雪だるま式に積み重なった成果が有機的に結合し成功となる、それが普通の仕事でしょう。その仕事を納期優先で仕上げるなら、中核となる管理者のもと、複数のスタッフが同じベクトルをもって作業すればいい。ただし、ここで重要なのは、『情報共有』『信頼感』『意思疎通』など人を束ねるためのキーワードたちです。これらができないまま進むと、いわゆるやっつけ仕事となり、品質の低下を招きます。だから、中核の管理者は、作業に先手を打ち不安要素を排除しながら、ブルトーザーのようにチームを引っ張らなければなりません。その引っ張り方は、その昔、先輩としての大きな背中を見せつけることで広く浸透していましたが、最近では、あえて気付かないフリをしてやり過ごす事なかれ主義的な若人が増えているので、見せて・砕いて・手にとらせて・飲み込ませる、これが必要のようです。じれったく、もどかしい状況ですが、反面、今も昔も変わらないのは『気付く人』ほど、大成するということでしょうかね。