流星の絆 作:東野圭吾 感想

主人公の3兄弟に惹きつけられ、ぐいぐい読ませてもらいました。久しぶりに先を読みたいといった欲求にむしょうに駆られる作品でした。東野ワールドの代表作の1つに数えられるでしょう!!!
14年前、洋食屋が舞台となり、その店主夫婦が殺された。2階で寝ていたはずの3兄弟は、流星群を見に夜中家を抜け出していたため難を逃れた。何年かたち、兄弟は、流星群を見ながら犯人への復讐を固く誓う。そして、運命の容疑者に出会う。その容疑者への接触をしかけていた筈の末娘が、こともあろうに息子に恋してしまう。・・・
いまどきの「洋食屋」が舞台で、「門外不出の料理レシピ」が絡み、味の世界感なども織り交ぜられているエンタメ性の高い作品です。
料理は味が命、味は店の看板でもある。深い思いと・料理人の技を知らされました。
美味しいハヤシライスが食べたいですね。