ラッシュライフ 作:伊坂幸太郎 感想

杜の都仙台を舞台にサイペンス色のバラバラ殺人事件や、時勢がかったリストラサラリーマンの復讐や、空き巣、男女の愛憎事件が、同時多発的に発生する。まるで、Rushのごとく次から次へと・・・。ひとつひとつの物語は、それぞれのストーリーを持ち並行して進行していきますが、まるで、お互いが吸い寄せられるように、見事一本の線にまとまり絡み合う。こういうストーリー展開って、結論を決めてから少しずつほどいて書き進めるんですかね。お見事!って感じです。でも、何で仙台なんだろう??伊坂さんは、確か千葉県松戸市だった気がしますが大学が東北だったからですかね・・・

それにしても、伊坂さんの本は、非常に読みやすいですよね。いつ読んでも、肩肘張らずにどんどん読めます。ラッシュライフだけに通勤ラッシュの中でも読んでましたけど・・・でも、内容は解釈の問題か、映画の方がよかったかな〜?!

でもでも、去年、大人気だった伊坂さん、次も読んでみま〜す。

PS:赤い帽子の河原崎さん、今何してますか???